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百枚めの写真☆公演情報

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会員のみなさまこんにちは☆

東京の桜はすっかり満開ですね^^
いつもの風景に桜があるだけで、妙に新鮮な気持ちになり、なぜだかそわそわと浮き足立ってきてしまいます。
今週末もまだ見頃のようなので楽しみです♪

そして来週からはもう四月ですね!
毎度のことながら時間が経つのは本当に早い!
1月の「熱風」を最後に公演がなかったトム・プロジェクトですが、5月よりついに2013年度の公演が始動いたします!
第一弾は、真野響子さん、眞野あずささんの美人姉妹による二人芝居!!
タイトルも「完全姉妹」ですからねー^^♪
ぜひぜひ楽しみにしていて下さい☆

そして本日は「完全姉妹」の次の公演「百枚めの写真」の最新情報をお知らせいたします!

百枚めの写真は2010年12月に紀伊國屋ホールにて初演が行われ、約3年の時を経て今年、待望の再演が決定いたしました!!!



百枚めの写真 ~一銭五厘たちの横丁~
2013年7月24日(水)~28日(日) 全6回公演
笹塚ファクトリー

原作/児玉隆也 写真/桑原甲子雄 『一銭五厘たちの横丁』より
作・演出/ふたくちつよし
出演/大西多摩恵 鳥山昌克 冨樫真 森川由樹 向井康起 田中壮太郎


【タイムテーブル】
24日(水)19:00
25日(木)14:00/19:00
26日(金)19:00
27日(土)14:00
28日(日)14:00


【チケット料金】
一般券 4,000円 当日券 4,500円
学生券 2,000円 シニア券 3,500円


【発売日】
5月24日(金)10:00~


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☆ introduction ☆

この困難かつ不透明な時代に、今なお、戦争の文字が日常から消えることはない。日本にとっても永遠の課題でもある。
戦争が引き起こした悲劇をテーマに様々な表現を通じて反戦の運動が繰り返されてきた。演劇も然り。原作「一銭五厘たちの横丁」は、1975年に児玉隆也著、桑原甲子雄写真で出版され話題になった本である。
「一銭五厘」とは、当時召集令状の葉書が一銭五厘だったことに拠る。
たった一銭五厘の薄っぺらな葉書一枚で、東京の人情豊かな下町から夫や息子が戦場に消えていき、残された家族の生活が変貌していく姿を写真とルポタージュで克明に記されたこの本のなかに、平凡な生活の中の庶民のかけがえのない家族の絆や、体温を感じさせられる。
人間の営みを凝視続けてきた、ふたくちつよしが平和の願いを込めてお贈りする物語。



☆ あらすじ ☆

昭和49年春、ルポライター児玉は99枚の写真を手に、東京の下町をさまよい歩いていた。
それは、30年前、後に写真家となる桑原甲子雄によって撮られた氏名不詳の家族写真――それはかつて、一銭五厘たちの赤紙で戦場に送られた兵士たちの元へ届けるために、留守家族の姿を収めた記念写真だった。
児玉は、下町に暮らす住人たちのおぼろげな記憶の糸を頼りに、その家族たちをやっとの思いで探し当てて行く。
酒屋、金具屋、蝋燭屋...それぞれの営みの中でさまざまな戦後が刻み込まれていた。旅の途中で児玉は、出征した兵士の母と妻、娘が暮らす家に辿り着く。
敗戦への坂を転がり始めた昭和18年、そして高度成長を遂げつつあった昭和40年代の下町を舞台に、99枚の写真に焼き付けられた氏名不詳の人々の愛と哀しみの物語。



☆ 初演時2010年 劇評から(抜粋記事) ☆

舞台に映し出される家族写真の眼差しの真っ直ぐなこと。遠く戦地にいる父親であり、夫であり、息子であるかけがえのない人の無事をただひたすらに祈る深く率直な愛情に溢れている。
その眼差しが舞台を支え、それを見つめる私を見つめ返してくる。
終幕、根本家の人々が家族写真に収まる様を見つめ児玉の厳しい眼差しは、悲しみと怒り、そして強い意志を湛えていた。
百枚目の写真を幻にすることによって、現実の百枚目を許してはならないというメッセージが伝わってくる。
(演劇評論家 : 丸田真悟)



百枚め舞台写真.jpg
※初演時舞台写真




DMなどは準備が出来次第発送いたします。
どうぞよろしくお願いします!!!!



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このページは、tomが2013年3月29日 16:07に書いたブログ記事です。

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