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百枚めの写真終了いたしました

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会員の皆様こんにちは☆

この前の日曜日で「百枚めの写真 ~一銭五厘たちの横丁~」が無事に千秋楽を
迎えることができました。
お越し下さったみなさま本当にありがとうございました。

原作/児玉隆也さん、写真/桑原甲子雄さんの「一銭五厘たちの横丁」を、ふたくちつよし
さんが書き上げた今回の作品。
赤紙で夫や息子を兵隊へとられ、残された家族の物語です。

終演後ロビーにいるとお客様から「良かったです」と声を掛けていただくことがとても多く、
みなさん目を真っ赤にして帰られていくのが印象的でした。

12月8日~12日までの全6ステージという短い公演期間だったのであっという間に終了して
しまった感じでしたが、ひとりでも多くの方にみていただきたい作品です。
再演などがあった際にはぜひぜひまたお越しくださいませ。

いただいたアンケートはどれも素敵な感想がかかれていました。
その中で一部をご紹介したいと思います^^


「百枚めの写真 ~一銭五厘たちの横丁~」
2010年12月8日(水)~12月12日(日)
新宿・紀伊國屋ホール

原作:児玉隆也 写真:桑原甲子雄 「一銭五厘たちの横丁」
作・演出/ふたくち つよし
出演/大西多摩恵 鳥山昌克 冨樫真 岸田茜 向井康起 田中壮太郎


◎ お客様からいただいたアンケートのご紹介 ◎


戦争を教科書の中でしか知らない私たちです。
けれど、白黒の写真が色づいていくような一枚一枚に灯りが灯るようなお芝居に胸が詰まり思わず涙してしまいました。非常に良いものを拝見させていただきました。ありがとうございました。
「百枚めの写真に私たちが写るようなことがあってはいけない」この言葉はまさに私たちの様な若い人間が受け継がなければならない言葉だと思いました
―21歳/女性


後半はずっと泣くのをこらえるのに必死でした。戦争でおきた民間人の悲劇がこのように数えきれないくらいあったんだなと思いました。
―42歳/男性


戦争の辛さ、やるせなさが伝わってきました。
こうやって戦争のことを包み隠さずに戦争を知らない世代の人たちに伝えていくことはとても大切だと思います。機会があるならどんどん公演してほしいです。ありがとうございました。
―20歳/女性


戦後65年、生活の中から戦争の記憶が薄れてゆくなかで父も母も叔父も叔母も...と、今はなき人達の人生と時代を改めて生々と思い出させていただきました。古い写真を帰宅してまた眺めてみようと思います。
―66歳/女性


ダモイもすごく良かったのに続き、戦争をまた別の方向で見たものでこちらもすごく良かったです。涙、涙でした。お疲れさまです。すごく良い劇をありがとうございました。
―19歳/女性


笑うシーンが沢山あったのに泣けてくる芝居でした。つらい話なのに嫌な感じが残らなくて良かったです。
女性


とても丁寧で良い作品だった。台詞のひとつひとつに誠実さを感じた。原作の雰囲気も良く出ていたと思う。
男性


カメラに慣れていないであろう人物写真、写真に閉じ込められた人間の素朴な姿はどうしてあんなにも「名前を聞きたくなる力」が宿るのか、と実感しました。100枚目に写ってはならない!で思わずこらえきれずに胸に迫るものがあふれました。写真論、音楽論(ラッパ吹きの挿話)運命論。キャストの皆さんの力、すごいです。広い客席を舞台の上のお茶の間に引き上げるというその密度、俳優の皆さん一人一人が惑星のように重力と引力を宇宙的な「四つの力」を使って広いキャパの客席をあのお茶の間に入れてくれました。
―46歳/男性


ハガキ1枚で人生を変えられてしまった時代があった、死ぬかもしれない時代があった。しっかり受け止めました。「名前不祥」に秘められたドラマの数々胸にせまりました。作者のこの視点が素晴らしい。あー、いっぱい泣きました。ありがとうございます。


こんなに涙が止まらないお芝居ははじめてでした。私は戦争体験者ではありませんが写真の人々の視線や笑顔が持つ力に圧倒されました。当たり前のことですが戦争は二度としてはいけないと実感しました。
―41歳/女性


序盤で早くも引き込まれ、アッという間に見ることができました。戦争、特に今回は残された家族を中心に描かれた話はどうあっても暗く冷たくなりがちですが、この作品は人と人との繋がり、その温かさ、タケノさんのひょっと出てくる言葉に笑わされるなど、そのネガティブな面を払拭し、戦争から起こる出来事、人の命の重さ、短さと伝えたいことをキレイに磨き出した温かい作品に感じました。今回見ることができてよかったです。ありがとうございました。
―19歳/男性


内地からの祈りをこめた写真をモチーフに、戦争の悲しさ、酷さをよく伝えきっていた。抗えない大きな力に翻弄されながらも、力強くたくましくベストをつくす庶民の姿、もし自分がその時代に生きていたら、どのように生きられたか、考えさせられる。もう二度と戦争をしてはならない。戦争は全ての人を不幸にしてしまう。決してあのような悲惨な時代をくり返さないようにするために、我々(私は)どのように生きていくべきだろうか。
―51歳/男性


涙がとまらなかったです。出演者の熱演に感動しました。今年母を亡くしましたが、生前戦争の話をきいても思い出したくないと言い、話をほとんどしてくれませんでした。この作品はぜひ学校教育で使ってもらいたいと感じました。これからの活躍に期待します。
―58歳/男性



みなさま、本当にどうもありがとうございました!!!


百枚宣材.jpg
 

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このページは、tomが2010年12月17日 13:21に書いたブログ記事です。

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