少しさかのぼって2月のお話です。
九州は2箇所で公演を行いました。
2月23日福岡県行橋市、2月25日佐賀県鳥栖市。
ん? 2月24日は? 仕事熱心な我々は東京に戻って仕事を・・・・・・というわけがなく、温泉でのんびりしてしまいました。
「遊ぶためなら時間を惜しまず」をモットーに、24日は文字通り鳥栖を素通りして熊本の秘湯「地獄温泉」へと向かいました。
露天風呂から屋内の湯まで数種類の湯があるのですが、中でも特に注目したいのは泥湯と呼ばれる混浴風呂。
しかし、混浴とは名ばかりで、結局は混浴目当てにやってくる男性で埋め尽くされている状態でした。
スタッフもスタッフで、混浴風呂で2時間粘る人もいれば、のぼせて上がってきたにも関わらず、女性が混浴風呂の方向に向かったという情報を聞くたびに、「パタパタパタ」と小気味よくスリッパの音を響かせて現場に向かう者も・・・・・・。
結局、お目当ての女性と遭遇できた者いるのかどうかは不明です。僕も頑張った方なのですが、無念の結果に終わりました。
僕は結構しつこい性格なのです。「リベンジをしたい」と決意を固めた25日の朝でした。
↑ 地獄温泉清風荘玄関前の猪(本物?)
↑秘湯からちょっと一望
では、公演本番のお話もちょこっとだけ。
25日の佐賀県は鳥栖市の公演の日、柄本明さんは公演前まで市内を探索していたようなのですが、本番1時間前になっても会館に姿を見せないのです。
あせって電話をしようと思ったら本人からスタッフに電話がかかってきて第一声「俺、どこに行ったらいいんだっけ?」。さすがです、柄本さん・・・・・・。脱帽。
ついでにもうひとつ。
鳥栖の会館で当日、小学生のお子様たちが隣りのホールでミュージカルやら何やらの練習をしていたのです。
僕が会館の中をうろちょろしていると出会う小学生の子供たちが、見知らぬ僕にも大きな声で「こんにちは!」と挨拶してくるのです。
「知らない人には気をつけなさい」なんて言われる今日この頃、彼ら彼女らから失いかけた何かを教えてもらったような気がした良き日となりました。
↑楽屋前に集まってきた猫たち
(筆:さかもっちゃん)
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